土曜日, 5月 31, 2025
ホーム経営情報TOKYO MX「激論サミット:同族経営が失敗しないためには?」にコメンテーターとして登壇

TOKYO MX「激論サミット:同族経営が失敗しないためには?」にコメンテーターとして登壇

~ファミリービジネスは誇るべき経営形態~

(画像提供:TOKYO MX)

2024年8月14日、当社代表取締役社長を務める小林(一般社団法人日本ファミリービジネスアドバイザー協会理事・プレジデント)が、TOKYO MXの朝の報道情報番組、「堀潤モーニングFLAG」の「激論サミット」コーナーに、同族経営に関する専門家コメンテーターとして登壇しました。

  

今回の「激論サミット」のテーマは「同族経営が失敗しないためには?」というものでした。

  

最近の同族経営企業における不祥事(小林製薬、ビッグモーター、ジャニーズなど)の事例に触れつつ、「失敗せずに経営していくためにはどうしたら良いのか?」という点からの議論が行われました。

  

キャスターの堀潤さん、豊崎由里絵さん、番組のコメンテーターの久保駿貴さん、カン・ハンナさん、八代英輝さんに加え、専門家コメンテーターとして登壇したものです。

 

ディスカッションの中で、小林から特にコメントしたのは下記のような点でした。

 

  • 小林製薬、ジャニーズ、ビッグモーターなどの件が相次ぐ中でも、立派に経営を続けているファミリービジネスがたくさんある。(上場企業の半数以上が同族経営、非上場も加えると90%以上。老舗企業でいえば世界の40%以上が日本に。ファミリービジネスは誇るべき経営形態。)

 

  • ガバナンスの形を整えればよい経営になるのではなく、そこを担うリーダーのありようが問われる。

 (不祥事を起こす会社でも、ガバナンス体制やコンプライアンス体制は形としては立派なものが整っている。それでも不祥事が起きるのは人の問題、特にトップのリーダーとしてのありようの問題。)

  

  • ビジネスだけでなく、ファミリー、オーナーシップの3サークルを同時に考えることが大事。

 (特にファミリービジネスではファミリーの面もしっかり考えないといけない。)

  

  • 後継者に良い教育をしていくことが必要。多くの人の幸せを背負う立場として、業務経験、スキルだけではなく、人を見て人を大事にしてはじめて後継者として経営ができる。

  

  • 後継者は、「継ぎたい」という強い思いが持てるようになることと、ビジネスを変革するチャレンジ精神の両方が必要。そこが後継者教育の柱。

  

  • 今後ファミリービジネスを成功させるには、さまざまなステークホルダーの幸せを考えて経営する「サステナブル経営」に期待。

  

 

 

ファミリービジネス(同族企業)においては後継者難が大きな課題とされていますが、このようなファミリービジネスの強み、誇りに思うべき点を、社内及び後継者ともよく共有し、経営者自身が自信をもって経営に臨む姿勢を持ち、正しいことを正しく行う経営に努めることが、日本経済の底支えとして極めて重要と考えます。

  

このような機会をいただいたTOKYO MXに感謝申し上げますとともに、今後多くのメディア様にて強いファミリービジネスについてより注目していただければ幸いです。

  

なお、TOKYO MXの「激論サミット」の模様は、8月21日までの間、TVerにて視聴可能です。

 https://tver.jp/episodes/epsyglbzt8

 

TOKYO MX「堀潤モーニングFLAG」毎週月〜金曜 6:59〜8:30(地デジ9ch)

https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/[伊齋1] 

 

問合せ先

 株式会社ソーシャルキャピタルマネジメント

代表取締役社長  小林 博之

 info@social-capm.com

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments